JRのトクトクきっぷ

JR各社は、いろんな種類のおトクなきっぷ「トクトクきっぷ」を発売しています。おトク度は低めですけど、他のテが使えないようなときは、検討してみるといいでしょう。

トクトクきっぷとは?

トクトクきっぷとは、JR各社が売っている、いろいろなおトクきっぷの総称です。国鉄時代からある呼び方なので、だいぶ古い言葉かもしれませんね。でも、少なくともJR西日本は、今でも「トクトクきっぷ」の名前で呼んでいるみたいです。

ひとくちにトクトクきっぷといっても、タイプもエリアも乗れる列車も、まあいろいろです。タイプとしては、

  • 往復タイプ
  • 回数券タイプ
  • フリーパスタイプ

あたりが主なところ。

往復タイプは、行き・帰りのきっぷが2枚セットになっておトク、というパターンです。回数券タイプは、6枚つづりがほとんどで、中には4枚のものもあります。フリーパスタイプは、「あるエリア内は乗り降り自由」というもの。エリアまでの往復とセットになっているパターンも多いです。

メリット・デメリット

トクトクきっぷのメリットは、条件が比較的ゆるいこと。乗るその日に、駅のみどりの窓口で買えることがほとんどだし、JRが直接売っているので、キャンセルなども話が早いです。いろいろな列車・区間のきっぷがあるので、使える機会が多いのもメリット。

ただ、おトクなきっぷだけに、ふつうにきっぷを買った場合より制限は多いです。途中下車できなかったり、使えない日があったりします。

トクトクきっぷのデメリットは、他の方法と比べて、おトク度がイマイチなことが多いところ。1割引きにもならない場合も多いです。他の方法がない列車とか、前もって買えないとか、他の方法が使えないときに検討する感じですね。

トクトクきっぷいろいろ

東海道・山陽新幹線に使えるトクトクきっぷは、回数券タイプがメインですけど、名古屋から西方面とか、JR西日本エリア発だと往復タイプもあります。JR東日本の新幹線は、回数券タイプばかりです。九州新幹線は、「2枚きっぷ」というスタイルなので、往復でも2人組の片道でも使えて便利ですね。

在来線の特急は、ひたち・あずさ・しなの・南紀・しらさぎなど、JR東日本とJR東海はみんな回数券タイプなんですけど、JR西日本のくろしお・やくもはどういうわけか往復タイプです。

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